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弓道具を知る
2019.01.24
竹弓の製作について02(油抜き)
油抜き
切った竹を日陰にて数カ月間乾燥させた後に油抜きを行う。炭にて竹をあぶると竹の油が浮き出てくるので、布でふき取ると表面の汚れも取れ、竹の表面が綺麗な「若草色」となる。この際に傷、痣などがあれば廃棄となる。この後、数日間から一週間ほど天日干しをすると竹の表面は肌色になり「白竹」(しらたけ)の完成となる。その後、内竹に使用する「白竹」は室(むろ)にて一年以上燻され、こげ茶色の「煤竹」(すすたけ)となる。
天然の「煤竹」は藁葺き屋根の民家の天井にて百年以上の長い年月、囲炉裏の煙で燻された竹である為、天然の「煤竹」は高価な建材となっている。
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