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弓道具を知る

2019.01.24

   

竹弓の製作について03・04(竹合わせ)(竹削り)

竹合わせ

次に内竹と外竹を相性の良い物で、外竹の節の中間に内竹の節が入るように合わせていく。自然素材の竹は、節の高い物や低い物、反発力が柔らかい物や強い物など様々で組み合わせは無限となる。基本的には芽節は山状になっているので矢摺節は芽節が好ましい。

 

竹削り

内竹、外竹それぞれの内面を火入れした後、鉋(かんな)にて削る。握りを中心にして上下になる程、少しずつ薄くなるようにむらなく削る。この厚みは一厘(約0.3ミリ)の差で仕上げる。仕上げは各弓師によって異なる。